「・・・・なんか妙に楽しそうだな?」と恭輔が言うと
「うん☆だって恭輔の部屋に入るのもすごく久しぶりだからね」
とすごくうれしそうにほなみが言った。
「そっか。ま、悪い気はしないな」
とつぶやくと恭輔はほなみを自分の家に招きいれた。

「わあ。恭輔の部屋も昔よりだいぶ変わってるね☆」とほなみが言うと
「そりゃそうだろ・・・あのころのままだと怖いわ」
と恭輔が頭をかきながら言った。
「っと。ほいよ」と恭輔がほなみに1冊のノートを投げた。
「え?これって・・・。ああ。これに詩が書いてあるのね☆」
ほなみはそういうとぱらぱらとノートをめくり始めた。
恭輔は「じゃあ俺は少し新歓のほうのプランを考えてるから」というと
いすに座り少し考え始めた。
と、いきなりほなみが「きゃはは☆」と笑い始めた。
「ん?どうしたんだ?」
「この詩全部恭輔が書いた奴でしょ?なんかね〜☆」
とほなみが大笑いをしながら言った。
「・・そんなにいけないような詩があったか?」
と恭輔が不安になって聞くと
「ううん、そんなことはないけど。恭輔ってどういう風に詩を書いたりするの?」
とほなみが答えた。恭輔はその問いに少し考え込むと
「んー・・・大体は自分の気持ちのどこかにあるもの・・・がほとんど。ま、例外もあるがな」
と言うと
「じゃあこれはこれは?」
とほなみがノートを恭輔に見せながら聞いてきた。
「ああ。これかあ。ま、例外じゃない・・とだけいっておこうかな」
「えー?そうなの?」
「なんだよ・・・いけないか?」と恭輔が言うと
「ううん、そんなことないよ。でもそんな好きな人がいたりしたんだなぁって☆」
とほなみが楽しそうに言った。
恭輔はそんなほなみを見ながら
(ったく・・ほなみのことだなんて間違ってもいえないよな・・)
と思いながらも同調して笑いかけた。

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