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「で?誰なの?」
とほなみが聞いてくると恭輔は慌てて
「え!?それはだめ。秘密・・・・」と答えた。
「えー?隠されるときになるなぁ☆」とほなみがいうがBr> 「でもだめ。秘密」と恭輔ははぐらかした。
「ちぇーっ。聞きたかったのにぃ・・・・」
とほなみは残念そうに言ったが
「ま、しょうがないよね。今回はあきらめよっと☆」と気楽に言った。
恭輔はそんなほなみの様子を見てほっとした表情になった。
「でも恭輔の詩ってけっこうわかりやすいね」
とほなみが言った。
「わかりやすい?どこが?」
「ん?恭輔の気持ちとかが、この詩を読んでるとわかるよ。好きな人に対する気持ち・・とかね」
と恭輔とノートを交互に見比べながらほなみが言った。
「私も気持ちをまっすぐ書いたら詩になると思う?」
恭輔はそのほなみの言葉に少し考えたが
「うん、なると思う・・。ようは誰かに伝えたい気持ちとかがかければいいんじゃないかな・・・?」
と言った。
ほなみはその恭輔の言葉を聞くと
「うん☆そうだよね。だったらかけると思う、私も・・・。」とうれしそうに答えた。
「どうする?期限あさってだけど・・・もうかいてみる?」と恭輔が言うと
ほなみは「うんっ☆」とそれに同調してかばんからルーズリーフを取り出した。
「かけるまで内緒ね☆でもかけたら見せてね?」
とほなみが言うので
「ああ。いいよ。でも俺も見せてもらうからな?」
と恭輔もうなずきながら言った。
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